#117 性の違い カラダの違い

最近、軽々しく「男らしさ」「女らしさ」と

口には出来なくなっている世の中の風潮がある

逆に、自分がどれだけ

「女性」「男性」というイメージだけの

”思い込み”をもっていたり

育てられた環境や文化の違いが

思考に大きな影響を無意識下で及ぼしていたことに

気付かされる

 

スポーツの世界は

性差によって持ちうる身体的な違いが明確なので

逆に一定の平等という線引きの指標として

性は用いられる

 

だからこそ性の違いが身体に及ぼす影響について

もう少し目を向けるべきではないか

身体を、研ぎ澄まされた感覚で操作する

行動だからこそ

 

スポーツ選手の”性”の違いによる

身体の特徴、コンディショニングについて

理解をもっていただきたいと考える

 

さて、、私に何ができるのだろうか?

 

今は現場に行けば

ケガを抱える選手の対応で手一杯

”予防”の方向へ向けて

努力すべきことを伝えるしかない

 

私が日々、費やしている時間は

選手の

”心の健康”を

かろうじて支えているだけかもしれない

 

女性は女性こそ自らの身体に

目を向けるべきだ

性差とケガには関連が少なからずある

ことあるごとに伝えていくしかない

 

”ジェンダー”という言葉に

女性が甘んじているだけでは

世の中は変わらない

 

コツコツと伝えていくしかない

まず自分が諦めないこと

 

About the author: MISAKA AYA

バレーボール競技専門の女性フィジカルトレーナーです。 現場での活動を通して、スポーツについて思うこと、選手と指導者、チームとの関わり方、目標とする大会へ向けての準備(コンディショニング)について書いています。バレーボーラーの日頃の活動の+αに繋がれば幸いです。