#119 好きこそものの上手なれ

東京オリンピック2020
スケートボードの選手たちをみて
はっと気付かされたことが多くある

「かっこいいし、楽しいから」

共通してこのような言葉を聴く

スポーツを始めるきっかけって
そもそもそうなのに
とても新鮮な姿に心を動かされた

かたや
日本のため、みんなのため
苦しさを乗り越える超えた先の栄光も
”従来の”日本人が求める
スポーツが与える感動にも共感する。

本当はどちらも
根底にあるものは同じで
スケートボードの選手だって並々ならぬ時間と
努力のプロセスの結果だろうし

それぞれの
苦しさに耐えて乗り越えてきたことだろう

いつの間にか自分自身も
偏見を持っていたことに
気付かされたオリンピックだった

自分の持ちうる力を発揮するだけ
それはトレーナーも同じことで

結果とか評価とか後付けで
力を振り絞った先にはまだ
課題があって

それをやっぱり「知りたい」「身につけたい」
そう思って訓練するのが

本来のスポーツの在り方なのだと思う


「かっこいいし、楽しそう」


そう思ってもらえる仕事をしたい

About the author: MISAKA AYA

バレーボール競技専門の女性フィジカルトレーナーです。 現場での活動を通して、スポーツについて思うこと、選手と指導者、チームとの関わり方、目標とする大会へ向けての準備(コンディショニング)について書いています。バレーボーラーの日頃の活動の+αに繋がれば幸いです。