第41回目「スポーツ部活動の救急バッグの中身」
部活動ではケガは突如、起こるものです
いざという時の「救急バッグ」、中身は大丈夫ですか?
「中身が揃ってない」「何がどこにあるかわからない」ではケガの初期対応が遅れてしまいます
救急箱は”置いてある”だけでは意味がありません!
こういった”準備”もケガを最小限にする行動の一つです
今回は「救急バッグの中身」について学んでみましょう!
●救急バッグの基本的な考え方
「基本セット」は共通
救急バッグの目的は「治すためのもの」ではありません
① 安全確保
② 応急対応
③ 医療につなぐ
ためのものです。また、部活用の救急バッグの特徴は
・持ち運べる
・屋外・屋内どちらでも使えるもの
・誰が使ってもわかるもの
競技や季節で中身は多少変わるかもしれませんが「基本セット」は概ね、共通です
●最低限揃えておきたい【基本セット】
①ケガの対応の基本
・ 使い捨て手袋(感染予防)
・ 滅菌ガーゼ(大・小)
・ 包帯(伸縮・非伸縮)
・ 絆創膏(大・小)
・ ハサミ(テーピングカッター)
ポイントは「使える状態か(期限切れや劣化はしていないか)」ここも重要です
②あると安心な【状況別アイテム】
以下のものは100円ショップでも手軽に揃えることができます!
*打撲・捻挫・肉離れ対策
・ アイシング用氷のう:ビニール袋でも代用できます
・ 保冷剤(複数)
・ ラップ(圧迫・固定用):「梱包フィルム(100円ショップ)」で置いています
*出血・擦り傷が多い競技
・ 大きめガーゼ
・ 自着包帯
*暑さ・寒さ対策
・ 熱中症対策シート
・ 経口補水液(粉末)
・ 防寒用アルミシート(冬場)
③入れてはいけない・注意が必要なもの
・ 内服薬(鎮痛剤など)
・ 塗り薬(個人差・アレルギー)
・ 古い、誰も使い方がわからない器具など
原則、医療行為になるものは入れない方が良いです
④救急バッグを生かすために大切な3つのこと
1. 定期的なチェック
絆創膏やガーゼなどの消耗品はすぐになくなるものです。定期的な補充と
使用期限を確認しましょう
2. 使い方を共有する
中身が揃っていても、使う人が使い方を知らないと意味がありません。バッグの中身の目的や
入っている場所についてもチーム全員で共有しましょう
3. 役割分担を決めておく
特に、年々入れ替わる部活動は、せっかく揃えてもだんだん存在が薄れてしまうことがあります
「誰が試合会場等に運ぶのか」「中身をチェックするのか」
毎年担当者を決めておくと良いかもしれません
● トレーナー視点で伝えたいこと
まずは一度、救急バックを開けて、中身を確認してみましょう!
救急バッグは「安心してプレーするための環境づくり」の1つでもあります
完璧を目指す必要はありませんが「ある」「わかる」「使える」が揃って初めて意味があるものです
スポーツ現場ではケガは突然「起こるもの」であり
現場にトレーナーがいなくても、知っていれば生徒同士でできる初期対応あることも理解しながら
チーム内で仲間を思いやる気持ちを大事にしてもらいたいですね
次回は「生徒でもできる!ケガの初期対応」について投稿します!
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