#114 危機管理能力と予防策

今年もまた

自然災害によって多くの方が大変な思いをしている。

どれだけ備えたり、予期するシステムを整えても

起きる時には、事故は起こってしまう

いつ、自分の身にも起こり得ることか。

 

スポーツ現場も大なり小なり

事故は起こる。

熱中症や捻挫、骨折、転倒による打撲、出血など

競技によって事故の内容や頻度は変わる。

 

でも、いざ「救急バッグ」を開けてみると

必要なものが入っていない、ということが大いにある。

年齢によっては使い方がわからないというものもある。

指導者が管理していない場合もある

でも、それを言い訳にする前に

きちんと教えておく、使えるようにしておくことが

予防となる

危機管理を高めることになる。

そういう環境づくりから教育するのも大事だと思う。

 

「自分は大丈夫」

「うちの選手は大丈夫」

 

” うちの子に限って(そんなことが起こるはずはない)”

 

そう誰しも思いたいけど

最悪の事態を想定しておくべきなのが

大人だと思うし、指導する側の責任だと思う。

私もまだ、そこまで選手指導に行きついていないとふと思った。

 

今日も鹿児島は熱中症が多発しそうな蒸し暑い天気。

どうぞ、命を落とすことがないよう

できる限り悲しい思いをすることを予防して

スポーツを楽しんで欲しい。

 

危機管理能力の高いスポーツ環境づくり

目標高く、日々頑張る選手たちにこそ

ネガティブな面のコントロールは必要です。

 

自分に、できること

悔しいが

今、被災地へ足を運ぶことは求められていない

できること、与えられた役割の中で

人のために力を使おうと思う

 

 

 

 

About the author: MISAKA AYA

バレーボール競技専門の女性フィジカルトレーナーです。 現場での活動を通して、スポーツについて思うこと、選手と指導者、チームとの関わり方、目標とする大会へ向けての準備(コンディショニング)について書いています。バレーボーラーの日頃の活動の+αに繋がれば幸いです。